1997

「ういろう」というと羊羹の方が一般的かもしれないんですが、実は薬のういろうも存在していて仁丹の様な形状をしています。

戦国時代から存在するらしいので、江戸時代になると東海道中膝栗毛に登場したり、当時の市川團十郎が歌舞伎の題材にしたりと、古来より万能薬として愛用されていたようです。

実はこの薬のういろうは神奈川県小田原市でしか作られていないらしく、ネット販売もしていないので全国的な認知度は低いかもしれませんね。

僕は普段薬は一切飲まない方なんですが、嫁が常備薬として買ってあるのでこういう時に重宝しています。

元々製法的には中国からの伝来らしく、いわゆる漢方なんだと思うんですが、これが非常によく効くのです。

箱の裏面に書いてある効能を見ると、効かない症状が無いんじゃないかってくらいあらゆる症状を網羅してるので正直「本当かな?」と思うんですが、少なくとも胃腸系には良い効き目だということは自ら実証しました。

もし箱根や熱海方面へ行く際に小田原に立ち寄ることありましたら、一袋常備薬としてあると便利かもしれません。

印籠型のケースも売っているらしいので、江戸時代の旅人の様な気分も味わえそうですね。




いつもブログランキングへのクリックありがとうございます!



人気ブログランキングへ


とても励みになっておりますので、よろしかったらポチっとお願いします!


にほんブログ村 漫画ブログへ