ビワというのは結構古くから有名だったようで、インドの古代経典には「大薬王樹(だいやくおうじゅ)」という万病に効く植物として登場し、葉を患部にあてたり、煎じて飲まれたりしていたそうです。
というわけで、今年はビワの実だけでなく葉にも注目してみようと一杯調達してきました。
まずビワの葉を洗いますが、裏側に細かい産毛が着いているのでこれも綺麗に除去します。この後2~3日乾かしてみました。
天気が良ければ数日間天日干しにしたいところなんですが、あいにくの梅雨なのでオーブンで強制乾燥させることにしました。
とりあえずビワの葉4枚分を140度で20分ほど熱して、下の写真の様にカリカリの状態に。
正直どこまで乾燥させればよいのか分からないので、この後さらにフライパンで煎ってみました。色々調べるとこの工程が結構重要そう。だいぶコンガリした感じになりましたね。
その後さらにスリコギで細かくしましたが、今にして思うと全く余計な工程でした。どうも僕はスリコギで細かくする作業が好きみたいです。すり胡麻食べたい。
あんなに大きかったビワの葉がこれっぽっちに。なにわともあれ出来て良かった!さてお味は。。
今回は1パックあたり約3gの葉を詰めて、1リットルのお茶を作ってみました。作り方は一度お湯を沸騰させてからお茶パックを投下して、弱火で10分ほど煮出します。麦茶とかと一緒ですね。その後しばらく熱を冷ましてから水筒に入れて冷蔵庫に入れて保管。
というわけで完成しました。念願のビワ茶。
最初はもっと味気なくて苦いものだと思っていたんですが、想像以上に美味しい!そしてなぜかほんのり甘い。苦味が全くないので後味もスッキリ。これは当たりかも。。
主な成分はアミグダリン、タンニン、サポニン、クエン酸、ブドウ糖等のようで、甘さの原因はブドウ糖なのかな。
正直効能については民間療法の域を出ないので、なんとも言えないんですが、単純に美味しいのでもっと沢山作ってみようと思いました。
ちなみにビワの種を使ってビワ酒も作れるようなので、とりあえず種も洗って乾燥させています。葉を20枚程度使ってお風呂にいれてもいいそうなので、しばらくビワが楽しそうです。
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コメント
コメント一覧 (2)
お返事遅れてすいません!
いつもありがとうございます!
ビワの葉の粉末を直接はワイルドですね(笑)
葉の裏側に産毛が生えているんですが、ひょっとしてこれがよくなかったんでしょうか。。
一応この部分は煎じる前にタワシ等で綺麗にとっておいた方がいいと何かに書いてありました。
とりあえず腹痛は今のところ無いので大丈夫かもです(笑)
実はあのあとビワ酒も作ったので記事にしたいと思います。
これからも宜しくお願いします!
ところで今回は心配なことがあってコメントさせていただきました。以前、父が枇杷の葉を粉末にして直接飲んでいたらひどい胃痛がおこり、どうやら枇杷の葉のトゲが良くなかったらしいということでした。
主様は煎じて飲まれているので大丈夫かとは思いますが、何か変わったことがあったら参考にしていただければと思いました。杞憂だとおもいますが、大好きなお二人にはお元気でいていただきたいのでいらないコメントsてしまいました。今後も頑張ってくださいね。