今年は幾つかのキー局で、小田原の野猿が暴れまわっている様子を何度か報道していたので、ご存じの方もいるかもしれないのですが、猿の被害は年々ひどくなる一方です。
また、この間も家の目の前で、猟犬ばりの犬歯で噛みつきあう猿同士の死闘を目撃してしまい、やっぱり猿って凶暴な生き物なんだな、と改めて思いました。
ただ同じ猿でもやはり個体差があり、凶暴なのは目を合わせただけで歯をむき出しにして威嚇してきますが、中にはある程度の距離間を保って、それなりに人間との折り合いをとっている個体も居ます。
下の写真は、お隣のベランダで朝日を浴びながらボーっとしている2匹の猿。
「あ、どうも」といった感じ。距離にして2~3m。僕も追っ払ってやろうと思ったんですが、思いのほか落ち着いた感じなので暫く様子を見る事に。
カメラを構えているとその内の一匹がなぜか目の前まで歩いてきました。え、何・・・?
別にご近所付き合いしてる訳でもないのに、随分目の前でくつろがれる。そこ洗濯物干したりするんで、歩いてほしくないんですが・・・
目元が柔和なので温和な気性の猿なのかもしれませんね。(すぐに威嚇してくるのは目つきがきついです)
なんとなく満足したのか去っていく2匹の猿。近寄ってきた手前の猿がオスで奥がメスかな。夫婦なのか兄弟なのか。
おおよそ8~9割の猿は威嚇してくるので、こちらもすぐに身構えるんですが、こういう個体は珍しいです。
お互いに危害を加えないという事が認識しあえるとこういう事もあるのかもしれませんが、たまたま温和な気性の猿のコンビだったようですね。
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コメント
コメント一覧 (5)
この穏やかなおサルさんコンビ。人間だったら、きっとNOBOさんご夫婦といったところかなあ、と目を細めていました。
ほんとうに和やかな顔。いいですね!